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ハマるIPv6での高速化!ドコモ光に変えた理由(ワケ)と失敗談(YAMAHAルーターRTX1210編)

ハマるIPv6での高速化!ドコモ光に変えた理由(ワケ)と失敗談(YAMAHAルーターRTX1210編)

さて、ドコモ光でIPv6プラスを使うことでハマった話の第二回目です。

基本的に月額利用料重視というスタンスで選んだ、
「ドコモ光+GMOとくとくBB」で実際に思い描いている
ネットワーク構成をしていきます。

機器はレンタルは使わず全て自前でそろえていく方針です。

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当初想定は1台のルーターで全てを済ますスリムなネットワーク

思い描いていた構成を図で表すとこんな感じです。
ヤマハのルーターを導入することで
1台のVPNルーターでIPv6とIPv4PPPoEを同時に捌きます。

IPv6プラスでは外部からのVPNアクセスが出来なくなるので、
IPv4PPPoEのセッションを別で張っておいて、
外部からのVPNアクセスは低速なのを諦めてIPv4側を使います。

DDNSはヤマハにて無償提供されているネットボランチを使用します。

これで内部からのインターネット閲覧は高速なIPv6網を使用して、
外部アクセスも両立できると考えました。

これ一台でIPv6 IPoEとIPv4 PPPoEが同時利用できるYAMAHA(ヤマハ)RTX1210を購入

環境を実現させるために初めて業務用ルーターを購入。

これ1台安くて7万円くらいします。

参考価格にamazon。

BuffaloのWXR-2533DHP2とも検討しました。

Buffaloにすると現在使用しているASUS RT-AC87Uで
IPv4 PPPoEとVPNを使う二重ルーター方式にせざる得ません。

使用している有線機器が多く、
NASもチーミングを組みたいので、
ポート数とネットワークのシンプル化からRTX1200かRTX1210から選択をしました。

RTX1210にIPv6向けのコンフィグを流すも繋がらず

ヤマハ公式サイトの設定例を参考にIPv6 IPoE接続のコンフィグを流します。
ひかり電話の契約は無いので、ひかり電話なしのIPv6(RA)設定です。

ipv6 lan1 address ra-prefix@lan2::1/64
ipv6 lan1 rtadv send 1 o_flag=on
ipv6 lan1 dhcp service server
ipv6 prefix 1 ra-prefix@lan2::/64
ipv6 lan2 dhcp service client ir=on
dns server dhcp lan2

IPv4インターネットへつながりません。

キャプチャーを取り忘れましたが、
IPv6アドレスはPCがNTTから取得できている
(ipconfigで確認済み)ので
NGN網へのIPoE接続はできてるようです。

参考にしたブログ(The modern stone age.)の筆者さんはこの設定でつながっているようですが。
ちょっと構成が違ってONUではなくてHGWが存在している模様。
この違いなのでしょうか。

IPIPトンネル設定を試みる…も惨敗!

IPv6プラスの仕組み上、
終端装置にてIPv4アドレスを共有して
複数人で一つのIPv4アドレスを利用します。

ということはこの終端装置に接続できればいいわけで、
調べてみるとIPIPトンネルで接続しているようです。
IPv6 over IPv4トンネリングともいうようです。
(DS-Lite方式ではこのようにしているようです。)

で実際に参考にしてIPIPトンネルを設定します。

今回は公式サイトの設定事例ではやりたい内容が無いので、
ネットを探してこちらのブログ(初級情報インフラ管理者の技術メモ)と公式のコンフィグを参考にしました。

で以下のコンフィグを書こうとしました。

tunnel select 1
tunnel encapsulation ipip
tunnel endpoint address (対向終端装置のIPv6アドレス)
ip tunnel mtu 1500
ip tunnel tcp mss limit auto
tunnel enable 1

アレ?対向の接続先IPアドレスってなんだ??

という疑問に行き着きました。

IPv6プラスの現実は想定の範囲外!RTX1210はIPv6プラス非対応

GMOとくとくBBやドコモからの郵送物書類や、
会員ページにIPv6プラス接続先のIPアドレスなんてありません
となるとIPIPトンネルの設定によるIPv6 over IPv4は利用できません。

現状を整理して簡単な図にすると以下のようです。

当然試したIPv4 PPPoEは接続できるので問題なし。

問題なのはIPv6プラス(MAP-E)方式にRTX1210が対応していないこと。
接続情報を配信するマップサーバーから情報が取得できなければ
使用できないのがIPv6プラスでした。

RTX1210を直で使用するには
IIJmioひかりで提供されているDS-Lite方式にするしかないようです。
IIJmioひかりではIPIPトンネル接続先のIPアドレス(IPv6)を公開しているようです。

ネットの海を渡っていると某掲示板などでは、
ヤマハではMAP-E方式のテストは過去に行ったことがあるような
話もありましたので、今後対応しない可能性は0ではありません。
ただ、記事執筆の2017年6月現在では対応しておらず使用できません。

結論:この構成はできないのであきらめる。

このような結果になった反省点は環境の多様性の考慮不足

色々な方が試しているブログなどを見てから購入しましたが、
ひかり電話ありなしなど環境の違いが大きく影響することを軽視していたこと。

一口にIPv6やIPoE接続といっても、
その上にIPv4を通すとなると規格が乱立しているが、
その違いが整理しきれていなかったこと。

この二点がお主な反省点です。

見落としと思い込みが大きな落とし穴となり、
想定の構成は失敗しました。

ホームゲートウェイで無線LANカードも借りている方は、
自前で機器を用意してなんてしないでしょう。
接続自体も自動設定で意識することもありません。

が、すべて自前でやろうとすると対応関係を
しっかりと洗い出さないとこのような悲惨なことになります。

次の記事ではこのような結論に至るまでに、
IPv6を使用してIPv4通信を行うための技術を調べたので、
その結果をまとめたいと思います。

これをキチンと把握していればこのような失敗もなく、
ネットワーク機器の選定が出来たと思います。

第一回ドコモ光を選んだ理由の記事はこちら

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