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Surface Pro3購入レビュー 第一回「開封の儀と重量測定」

Surface Pro3購入レビュー 第一回「開封の儀と重量測定」

モバイルのノートのリプレイスにSurface Pro3を購入したので、
今更ながら数回に分けて個人的主観に基づいた観点からレビューをしていきたいと思います。

  • 個人的モバイルの要望

軽量であること。軽さは正義。
スペックは妥協せず、かといってハイスペックも要求せずでストレスの低い作業性を確保。

こんな感じで考えている人です。

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Surface pro3のCorei5最下位モデルを購入

Surface pro3には4つのモデルが現在(14/7/24)は出ています。

  • Core i5/メモリ 4GB/SSD 128GB/11万1800円
  • Core i5/メモリ 8GB/SSD 256GB/13万9800円
  • Core i7/メモリ 8GB/SSD 256GB/16万4800円
  • Core i7/メモリ 8GB/SSD 512GB/20万2800円

私が購入したのは
Core i5/メモリ 4GB/SSD 128GB/11万1800円
のモデルです。
在庫はi7以外はあったのですが、敢えて一番下を選んでます。

純正のアクセサリはラインナップはあるのですが私はタイプカバー以外は購入しませんでした。
サードパーティー製を使用します。

  • Surface Proタイプカバー(ブラック/ブルー/パープル/シアン/レッド(ストア限定))1万2980円
  • Surface Pen 4980円
  • イーサネットアダプタ 3980円
  • 36W 電源アダプタ 7980円

開封と付属品確認

Surface Pro3 本体

DSC_0349_R

化粧箱はシルバーで質感の高いイメージです。
思ったより薄くそして細長い印象を受けます。

DSC_0351_R

裏側はスペック表(シール)と共通注意書きがあります。

DSC_0354_R

底部側面にはシリアル番号などのプロダクトシールがあります。

DSC_0357_R

封印は一カ所のこの場所だけです。
開封済みか未開封かは封印の状態でわかります。
綺麗に剥がそうと試みても箱側の表面が破れますので難しいです。
私は糊が残ると汚くなるのでカッターで切断しました。

DSC_0360_R

箱は近年流行のスライド式で、
スライドすると突如Surface Pro3が現れます。

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飛び出していた白い部分にはアダプターが収納されています。

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残念ながらサーフェイスの購入時液晶保護は本体保護も兼ねた袋式です。
透明度が高いのでそのまま使うこともできますが、
電源アダプターの差し口も封の中なのでそのまま使用はできません。
熱の問題もありますのでそのままでは無理でしょう。
液晶保護フィルムを付けないと触りたくない人は、
本体購入と同時に液晶保護フィルムを買っておいた方がいいです。

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本体の下には、注目のSurfaceペンと取扱説明書やライセンスカード一式があります。

DSC_0370_R

さらにその下に単6電池も。
最初単4かと思いましたが、単6です。

DSC_0371_R

マニュアルなど一式。
この中で最重要なのはOfficeのライセンスカードです。
起動後ライセンスカードのシリアルでアクティベーション必要です。

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電源ケーブルとアダプターです。
なぜかアダプターにWin8のロゴシールが。
そしてコンセントの差し口側がやけに大きくてゴツいです。
付属アダプターは36WでUSBの口が1口付いており、ほかの機器も同時に充電できます。
コンセント側のケーブルは短く、アダプタから本体への細いケーブルが長めに設定されています。
持った感じはまあまあな重量があります。

タイプカバー

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Surface Pro3用のタイプカバーです。
Surface 2用のものも使えるそうですが、サイズが違うので当然のPro3用。

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こちらも封印一カ所。

在庫の関係で黒を買いました。
本当はブルーが欲しかったのですが。

最低限これだけあればSurfaceを快適に使うことができるでしょう。

肝心な実際の重量を計量

●計量器具
TANITA デジタルクッキングスケール KJ-302 (ゴールド)

新しく買いました。
古いスケールで計ったら、なんと本体のみ500gでした!
ありえませんカタログ値約800gですから。
1kgの砂糖を計っても700g…壊れてました。

Surface Pro3の重量(保護フィルム込)

本体と液晶保護フィルム
DSC_0402_R
DSC_0423_Rこれを含めてで832gです。
ちょっとカタログ値より重いですね。
フィルムが32gもあるんでしょうか…。計っておけばよかった。

 

重量配分は偏りが無いと感じる配分です。
何処を持っても、全体的に均一な重さなのですが、
それが災って本体の薄さも相まって「重い」印象を持ちます。
その代わりノートPCの電池部分だけが重い印象が無くなっていて、
PCではなく紙のようなものを持っている印象に近づいていると思います。

 

最低スペックを買った意図はSSD128GBやメモリ4GBならモジュールが少ない分軽くなるはずと考えたからです。
まあ自分の用途にはスペック的には十分かもと考えたのもありますが。
この結果を見ると普通にCore i5 8GBメモリの方にしておけばよかったと後悔です。

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タイプカバーのみで297gです。
これはカタログ値通りといったところでしょうか。
カタログ値より軽い事が多い日本メーカーとは違って、
本体もタイプカバーも若干オーバーしているのがなんともです。

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アダプターは一式で210gです。
これは軽いですね。持ち運びも大丈夫そうです。

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本体とタイプカバーを合わせると1129gです。
体重計で計ると1.2kgと大まかでしたが、1.1kgに近いようです。
軽い分類には入りますが、タブレットと考えるとちょっと重量があります。
やはりノートPC、あと129gはダイエットできなかったのかと…。

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本体とタイプカバー、ACアダプターとモバイル時に持ち歩く最低限セットでは
1339gと結局1.4kg近い重量に。
全部セットになると驚くほど軽いという重量ではなくなってくるように思います。

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注目のSurfaceペンは、電池なしで11g。

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電池ありで17.5gとこちらは軽量。
普通のペンを持っているのと大差のない重量感でよくできています。
昔流行ったドクターグリップは結構重かったのでそれと比べると差がないんじゃないかと思います。

ペンも持ち歩く場合は17.5g追加です。

Surface Pro3各部レビュー

質感など

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イヤフォンジャックと音量ボタン

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電源ボタンはまた質感が異なる加工がされています。

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USB3.0とminiディスプレイポート。
小型化の為仕方ないとはいえディスプレイポートは使いにくいです。
USB3.0もあと一口は欲しかったです。

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電源は独自形状でマグネット式でくっつきます。

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タイプカバー接続口でこちらもマグネット式でくっつきます。
Surface 2と接続端子は同じ規格なのでタイプカバーは使い回しも可能です。

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背面のカメラは目立たない印象。
ボタンを含め背面のボディは高級感のある質感です。

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キックスタンドを開いたところにmicroSDリーダー

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前面左右にはスピーカーのスペースに切り込みがあります。

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前面にもカメラがありますが、これも目立たず。

Surface Pro3のキックスタンド

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カチカチといった手応えは無くスムーズに開いていきます。
無音でぐらつきも無い安定感とキックスタンドの出来はいいです。

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立つ角度までの最初の動きは軽く開いてその後は少し固くなるけど、
固すぎず楽に開けるという絶妙な具合です。
立たせる位置からは少し固いので使用中に勝手に広がる心配もありません。

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最大で150度ですが、この状態で上から力をかけて押すとキックスタンドが壊れそうなので、
Surfaceペンを利用するときには少し注意したいです。

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Surface Pro3のファーストインプレッション評価

高級感と剛性を両立した筐体

マグネシウム合金を使っており剛性は他のUltrabookと比べても高そうなしっかり感です。
表面の加工も高級感があるので、持っていて所有欲を満たしてくれること間違えなしです。

 

アダプタも専用形状とはなっておりますがスリムに取り付けができるので、
本体の景観を損なわず、省スペースでも使えること、手に持ったときににも邪魔にならないと考えられていそうです。
microUSBなどでは実現しにくい部分です。

 

残念なのがマグネシウム合金の加工の難しさなのかスタンド部分に若干の初期傷があったことです。
背面は高級感がありそのままにしたいですが、傷が付きやすそうです。

 

キックスタンドで自立できることもポイントとしては高いです。
他のタブレットがサードパーティー製のオプションなところ、
元から付いていて、縦置き横置き対応なのは大きいです。
タブレットだけじゃない使い方の提案としては今回のPro3でスペック面でも追いつき、
無段階のキックスタンドでノートPCの使い勝手に近づいたと思います。

重量はSurface2比較で軽くなった

Surface Pro3の12インチ液晶で実測832gは前Surface 2の10インチ液晶でカタログ値907gからは
大型化に対して重さは軽くなっており、軽量化を頑張った感があります。
Surface 2と比較した場合間違えなく軽量化して高性能化したといえます。

 

スペックとしてはUltrabookなので、重量でのライバルはNECのLavie Zの795gになるかと思います。
流石にタッチ液晶なので限度があるかとは思いますが、
タブレットとして考えると本体はもう少し軽くならないかなと思うところ。
しっかりとしたタイプカバーですがこれも297gは重いです。
キーボード込みの13.3インチのLavieZと考えると本体とタイプカバー合わせた1129gは少々重いかと思います。
最軽量モデルと比較すると重いですが、標準的なUltrabookの重量に近く、
剛性はNEC LavieZより高そうなので、剛性分の重さなのかと思います。

 

 

Surface pro3は質感で所有欲を満たし、実用的な剛性を持って、
Surfaceペンやキックスタンドでギミックを凝らした
ノートPCでもタブレットでもないおもしろいデバイスだと思います。

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