AE86のブレーキをオーバーホールとパッド・ローター交換してリフレッシュしました。
オーバーホールはショップにお任せ、
ローターはスリット入りでメーカー指定せずショップお任せ、
ブレーキパッドは自分で用意して使いたいものを使いました。
ブレーキパッドは以前はDIXCELを使用していましたが、
制動力がイマイチで気に入っていなかったので変更です。
ブレーキパッドはADVICS CIRCUIT SPEC(CS)を使用
ADIVCは聞いたことのないメーカーかとは思いますが、
旧SEI(住友レーシング)の後身です。
当時の住友レーシングのCSと同じ位置づけと思われる、
CIRCUIT SPEC(CS)を使用してみました。
パッケージ
赤でやる気に満ち溢れた箱?
AE86用のフロントとリアです。
前後同じパットを入れてみます。
パッド本体は住友レーシングとほとんど変わらなそう
きれいなブルーで見た目は住友レーシングの時と変わらない気がします。
フロント用。ノンアス材とのこと。
削れやすそうにも見えます。
以前使っていた住友レーシングは効くけど減りが遅い気がしていましたが、
ADVICSに変わってから製品に改良入っているのでしょうか。
リア用。
このパッドはコントロール系なのですが、
サイドブレーキは効くのだろうか。
大丈夫なのか心配に。。。
装着後のインプレッションの前に装着環境
前後ブレーキキャリパーはノーマルを使用しています。
前後ともにキャリパーはフルオーバーホールを実施しました。
ブレーキディスクは、
DIXCELのスリットローターを新品で前後に入れています。
この状態で新品のパッドを組んで使用しています。
ADVIC CSは低温から効くサーキット向けブレーキパッド
一ヶ月使ってみての感想ですが、
「ガレージからサーキットまで」のキャッチコピーのとおり、
実際に使ってみると冷えていても効きます。
後からペダルタッチが変わってくる感じも殆どなく、
違和感を感じないペダルタッチで乗れます。
常に同じパッドを使う人には向いている、
住友時代と変わらないパッドです。
効き方は完全なコントロール系パッド
これは驚きでした。
昔の住友もDIXCELのパッドも初期制動で
「カクッ」とした感覚があったのですが、
このパッドは殆どありません。
というか軽く踏んだだけでは効きません。
パッドを変えて乗った瞬間焦りました。ブレーキが効かないと…。
まあローターも新品なので当たりが出るまでは効かないのですが、
それにしても大丈夫なのかというくらいに。
いえ、大丈夫です。踏んでいけば効きます。
焦らず踏む量を増やせば増やした分だけ効いていきます。
コントロールパッドとしては優良なパットだと思います。
しかし、初期制動を求める方には不向きなパットだと思います。
ちょっと期待と違うので初期制動不足は悩みの点となりました。
ノイズと鳴きは超低速時に「キーキー」鳴く
ノロノロと動いているときに軽くブレーキを当てていくと、
「キーキー」鳴きます。
気になる人には気になると思いますが、
効いている証拠と思えばこんなもんかと思えなくも。
ACVICS CSは満足できるブレーキパッド
DIXCELのパッドから比べると効きは大きく改善しました。
ADVICS CSパッドの性能自体は公式HPに記載の
スペック通りな印象です。
ADVICS 公式サイト CSパッド
リンク
ダストに関してはまだ使用して一カ月で殆どダストは出ていません。
以前の住友パッドは一定量が減ったところから急激にダストが増えたので
このパッドもそういう傾向があるんじゃないかと
経過を見ていくことにしています。
特定の用途に振り切り過ぎず、
ストリートからサーキットまでを考えるなら、
ストリートを犠牲にしていないこのパットは良いパッドなので
制動力含めて満足はしています。
ただ、AE86はサイドブレーキが元々効きませんが、
やはりこのパッドでも効きはアマアマのままです。
リアパッドは要検討かもしれません。
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