AE86購入時についていたレカロがボロボロになったので
ヤフオクで中古のRECARO SR-3の良品に交換しました。

私の手に渡ってから10年使い続けてきましたが、
その前は何年使用していたのか不明です。

購入時はすり減り等なかったのですが、
10年の間にどんどんサイドが擦れていき、
最後は座面のクッションが完全におかしくなりました。

座面が壊れると腰回りが変になる

長時間乗車していても腰痛が出ないのがレカロの売りです。

人間工学に基づいた設計で、
長時間の運転でも疲れず、腰痛持ちにも効果がある、
非常に優れたシートです。
私もその利点がとても気に入っており、拘りです。

ただ、ボロボロになって使っていた私の場合、
最近はそこそこの時間で若干腰が変な感じがします。
時間が長くなると腰痛がしてきます。
座面がおかしいことで正しい姿勢が保てないのだと思います。

サイドのボロボロだけなら我慢できるのですが、
流石にシートの機能が正しく発揮されず、
悪い方向に働くのは問題なので交換となりました。

中古の程度の良いRECARO SR-3を入手

新品は今はSR-7ですが16万位するのでお高すぎます。
ヤフオクで中古の程度の良いSR-3のルマンカラーを探して落札しました。

多分今の助手席と運転席がSR-3のルマンカラーだと思うので
揃える意味でもSR-3を探しました。

ヤフオクで探してみると丁度良いところに、
「助手席使用」の程度の良いものが。
5万弱しますが、本当に程度の良いものはそれくらいは普通というか、
それでも割安なので思い切って購入しました。

ヤフオクなので不安はあるものの、
届いてみると本当に程度が良いです。
座面のヘタリは心配でしたが、
それも無く新品同様ともいえる状態です。

AE86 レカロシート交換作業

まずはボロボロの既存RECARO SR-?を取り外します。

フロアに4箇所のボルトで止まっているだけです。
ボックスとエクステンションを使ってシートを前後させながら外していきます。

外してみると殺風景な運転席です。
シートを外したついでにフロアも軽く清掃します。

埋蔵金となる小銭は無かった。。。。

ボルトの止穴は表面がサビています。

4箇所とも錆びていますが、問題ないと判断してそのまま取り付けます。

なんたって夏の炎天下で暑い！
補修なんて無理！
やるなら秋ぐちに再度外します。

外した元シートは座面裏を見てみると驚愕の事実

裏側の支えとなるシートがぱっくり完全に割れて、
中身があふれ出していました。。。
これは座面がダメになっているはずだ。。。

正常な程度の良い座面裏はこうなっています。
購入したシートは本当に程度が良い！

元のシートレールはレカロ用だった

新しいレカロ SR-3にレールを付けていきます。

変換アダプタのようなものは使用せず直接6本のボルトで止まっていたので、
おそらくレカロ用のシートレールだったようです。

シートにレールは簡単に取り付けられました。
シリーズの違いなどの心配もありましたが、
大丈夫だったようです。

新しいレカロ SR-3を取付完了

あとは気を付けて社内にシートを押し込み、
ボルト4本で止めれば終了です。

綺麗に収まりました。
が、なんか変だ…。

元のシートはRECARO SR-2？しかもルマンカラーではない！

まずしっかり見比べて気づいたのは、
シートの柄が全く違う！！！

Before

After

やってしまった。ルマンカラーだとばっかり思っていた。

車体購入時にシリーズは伝えられてなかったのですが、
勝手にルマンカラーだと思っていました。

そして、微妙にシートの形も違います。
シートの型番などがどこにも記載が無く、
正しいのは不明なのですがSR-2だったのではないかと思います。

まあ、シートの座り心地は復活したし、同じレカロだし。
些細な違いだということで、左右異なる状態になったのは目を瞑ります。

次助手席がヘタったら両方最新モデルに変えるくらいの意気込み
ということで作業終了とします。

腰痛とオサラバ、目線位置アップ

新しいレカロの効果は
まず目線位置が高くなったことが一番の違いです。
スピード感が上がりました（笑）

腰痛も無くなり、正常なレカロの良さを取り戻しました。