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ハマるIPv6での高速化!ドコモ光に変えた理由(ワケ)と失敗談(IPv6によるIPv4通信方式を整理編)

前回の記事でv6プラスをYAMAHA RTX1210で使うことに失敗しました。

この失敗がどこにあったか調べるために、
IPv6を使ってインターネットを高速化する場合、
どのような技術的な方法があるのか整理しました。

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IPv6でIPv4通信をする技術は複数あり注意が必要

私が名前を聞いたことがあるサービスだけですが、
サービス名と使用技術を整理すると以下の表になります。

サービス名 v6プラス DS-Lite(transix) IPv6 IPOE+IPv4ハイブリッドサービス
使用技術 MAP-E DS-Lite 4rd/SAM
VNE接続業者 日本ネットワークイネイブラー(JPNE) インターネットマルチフィード BBIX
使用機器 NTT東西のホームゲートウエイ
対応ルーター
対応ルーター ソフトバンクから専用ルーター提供
ISP例 GMOとくとくBB、BIGLOBE、@nifty IIJmioひかり、exiteMEC光 ソフトバンク

これ以外にも通信方式はいくつもあるため
一口でIPv6 IPoE接続でIPv4が使えると言っても注意が必要です。

今回見ていくのはMAP-E方式DS-Liteだけです。
BBIXはそもそも検討外なので調べていません。

v6プラスの概要

日本ネットワークイネイブラー(JPNE)が提供する、
IPv6 over IPv4の通信方式です。

マップサーバーと呼ばれる経路情報配信サーバーから、
NTT東西のホームゲートウエイや対応ルーターが
自動的に経路情報を取得・設定して通信を可能とします。

v6プラス対応機器

v6プラスに対応したルーターが必要です。

NTT東西 RT-S300シリーズ、PR-S300シリーズ、RV-S340シリーズ
RT-400シリーズ、PR-400シリーズ、RV-440シリーズ
RT-500シリーズ、PR-500シリーズ、RS-500シリーズ(NTT東日本のみ)
バッファロー WXR-2533DHP2 、 WXR-2533DHP
WXR-1900DHP3 、 WXR-1901DHP3 、 WXR-1900DHP2 、 WXR-1900DHP
WXR-1750DHP 、 WXR-1750DHP2 、 WXR-1751DHP2
IOデータ WN-AX1167GR (ファームウェアバージョン3.20以降)
WN-AX1167GR/V6 (ファームウェアバージョン3.20以降)

JPNEに掲載されている対応機器の抜粋です。
対応機器はマップサーバーから経路情報を自動的に取得して、
ルーター自身へ自動的に設定してくれます。

お手軽なのですが、対応ルーター以外は使用できないため、
YAMAHAルーターは対応しておりません。

ポート開放・VPN

ポート開放はできません。
PPTPなどVPNは内側→外側含めて使えません。

この使い方をする場合は並列してIPv4のPPPoE接続をする必要があります。

v6プラス提供プロバイダ

私が契約したドコモ光のGMOとくとくBB含め、
いくつかのプロバイダから提供されています。
各社提供条件が違いますので見比べが必要です。

transix(DS-Lite)の概要

インターネットマルチフィードが提供する、
IPv6 over IPv4の通信方式です。

IPIPトンネリングを使用して、
各家庭のルーターから、
インターネットマルチフィード側機器に接続して
IPv6ネットワーク上でIPv4の通信を行います。

DS-Lite対応機器

DS-Lite方式に対応した機器又はIPIPトンネリング対応機器が必要です。

バッファロー WXR-2533DHP2 、 WXR-2533DHP
WXR-1900DHP3 、 WXR-1901DHP3 、 WXR-1900DHP2 、 WXR-1900DHP
WXR-1750DHP 、 WXR-1750DHP2 、 WXR-1751DHP2
IOデータ WN-AX1167GR (ファームウェアバージョン3.20以降)
WN-AX1167GR/V6 (ファームウェアバージョン3.20以降)
YAMAHA NVR500、RTX1210
IIJ SEILシリーズ
Cisco Systems Cisco 1812J

transixにて掲載されている公式情報を含めて、
使用できる機器の一覧です。

IPIPトンネリングという技術は以前からある技術で、
対応ルーターも多いため自由度の高い
業務用ルーター(YAMAHA含む)が使用できます。

v6プラスとの注意点は
NTT東西からレンタルのホームゲートウエイが対応機器になっていないことです。

ポート開放・VPN

ポート開放はできません。
この辺りは細かい技術的な話になるので触れませんが
v6プラスとは似ていますが、実際は違いがあります。

ポート開放や並列してIPv4のPPPoE接続をする必要があります。
試していないのでPPTPのVPNが内側から通るかは不明です。
(サービスの記載からみて使えないとは思いますが…)

DS-Lite提供プロバイダ

IIJmioだけだと思っていたらexciteが提供を開始していました。
IIJmioひかりとexcite MEC光で使用できるようです。

ただし、excite MEC光は専用ルーター(NEC製)の
レンタルが必須となっていました。(2017/7/2現在)

IIJmioひかりはIPoEオプションの契約と
契約者自身で対応機器を用意する必要があります。(2017/7/2現在)

どちらもIPv6 IPoE接続だがv6プラスとDS-Liteの違いに注意

v6プラスとDS-Liteについて調べると出てくるキーワード「IPv6 IPoE」。
これについて調べると情報が交錯してしまいます。

v6プラスでの対応機器と構成、
DS-Liteでの対応機器と可能な構成
それぞれ異なっている別物です。

それぞれの方式について必ず調べるようにしましょう。

YAMAHAルーターでの構成など見て、
「これだ!」と思われた方は使用環境について
しっかり注意して確認してください。

私の中での整理は記載した内容と
某掲示板で未対応という発言を加味して、
YAMAHAルーターでの対応はできないのではないか
という結論に至っています。
(もしもできるならコメントにて教えていただけると嬉しいです。)

違いを踏まえたv6プラスの構成を考えてみる

バッファローのWXR-2533DHP2を追加して、
v6プラスに対応するしかない。
ルーターの二重化は諦める。

とりあえず夜間の低速状態から抜け出すために、
v6プラス接続を優先的に考えます。



というわけで次はバッファローWXR-2533DHP2を購入して、
GMOとくとくBBでv6プラスをしてみたいと思います。

「ハマるIPv6での高速化!ドコモ光に変えた理由(ワケ)と失敗談」連載記事一覧

第一回:業者選定編
第二回:YAMAHAルーター RTX1210編

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