でじたるフラッパー

IIJmio Meeting #10(東京会場)に参加してきました

またしても次の更新がIIJmio Meetingとなり参加報告ブログとなっています。
ネタとしてはSamsungのNVMeSSDやMADOSMAを買ったりとあるのですが、
まだ書いていないという…。

さておき、今回のIIJmio Meeting#10では、
ラジオNIKKEIの公開録音があります。

前回はNHKの取材が入っており注目度の高さは
MVNOで1番ではないでしょうか。

 

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今回の配布など

今回は前回のキットカットのツッコミから、
マシュマロがノベルティとして付いていました。
あと、公開録音があるラジオNIKKEIのパンフと
本日会場にブースを出している富士通のarrowsのパンフです。
いつもの通りIIJ印の水もあります。

格安SIMガイドに関しては配布が終了しており今回は無いとのことでした。
WindowsPhoneも含めて再編纂されるのか楽しみですね。

 

IIJmio Updates

今回のアップデートはいきなりお詫びから。
年末から年頭にかけての障害報告でした。

 

一連の障害について



実際の通信には影響はありませんでしたので、
それほど影響はなかったようにも思います。
クーポンくらいでしょうか。

契約管理のデータベースをチューニングして最適化しようとしたら、
思っていたパフォーマンスが出なくて高負荷が掛かってしまったとのこと。
動いていた以前のシステムに戻すことはせず、
前に進んで直したとのことで障害は解決しており、
最適化も行えているとのことでした。

障害報告からスタートは意表を突かれました。

 

総務省の件

IIJも意見申告はしているとのことで、
行政の観点から総務省は進めているとのことでした。
個人的には、なんか高くなる方向に進んでいておかしいなぁと思いつつ、
MVNOには追い風なのかなと思わなくもなく。

 

SIMカードのデザイン変更

これは最近契約をしない既存ユーザーは気づきにくいところでしょうか。
真っ白のカードのようです。
今は混在しているそうですが、「白いものが来てもパチモンではないですよ!」
とのことでした。
これは”キャンパス”ですね!またやるしかないと思いますよ(笑)

 

雑誌読み放題「タブホ」開始

IIJもコンテンツ連携をスタート。
最近はやっている読み放題ですが、
PC雑誌でDOS/V POWER REPORTがあるので個人的には
dマガジンより評価は高いです。
こういう点もサービス提供者の志向があるのかなぁと思うところです。

 

IIJmioがファミマで販売

全国のファミリーマートでBIC SIMとして取り扱われるとのことですが、
パッケージ内にSIMは入っていないので、
データ専用やプリペイドでも後日SIM発送になるとのこと。
個人的にはプリペイドが即日手に入らないのはちょっと減点です。
プリペイドくらい気軽にすぐに使いたいですよね。

 

パソコン教室との連携

実店舗のサポートが少ない問題のカバー案としては
面白いし合理的だなと思った方法です。
IIJからパソコン教室の先生に使い方を伝えて生徒に教えていく方式とのこと。
どこかの証券会社もカフェ経営してますし、
IIJmioカフェを作って珈琲とスマホとかどうでしょう?

 

コミックマーケット89出展

私も現地へ赴きましたが、売り切れていました。

 

107万回線突破

とうとう契約者数が100万の大台突破。
MVNOは玄人のたしなみ時代からの古参には驚きの数字。
そろそろ某老舗を超えたのでは?

そしてキャンペーンをやるそうです。
楽しみですね。

 

みおふぉん教室

担当はIIJ堂前氏。

今回のトピックはスマホの引っ越し方法とのことですが、
場合によっては複雑でめんどくさいなと思ったところです。
私はiPhoneからAndroidに変えた経緯があるので、
この機種変更は経験済みです。
ちょいとめんどくさいですがやれなくはないと思います。
ナレッジとして纏まっていますので、
機種変更を検討している方は一読することをお勧めします。






iPhone同士は楽ですが、
iCloud経由は新機種を設定中にWifi利用不可となるため、
APNプロファイルがインストールが済んでいない初期設定では
MVNOのSIMでは利用できない罠があります。
なのでPC経由でiTunesを使いましょう。



タップ&ゴー使ったことありません。
こんな便利な機能が。

OSをまたぐ場合はLINEなどが課金コインの引継ぎができないなど問題があります。
あとはあるアプリないアプリですね。



しかし、Move to iOSというApple純正の
AndroidからiOSへ引っ越しツールがあることは初めて知りました。
逆のツールはないので…”片道切符”です。
なお、途中でWifi利用が不可になるためMVNOでは利用できない模様。
モバイルのパケットでデータをダウンロードしてくるなんて、
Appleさんは鬼ですね。

電話帳の引っ越しは私も同じ方法でやりました。
ちゃんとインポートできます。





サービスごとの細かい注意点は、
やはり旧端末での操作が必ず必要なものです。
知らずに旧端末を処分すると、
登録解除ができず新端末で登録不能な事態に陥ります。

知らなかったのはTwitterの連携は削除しないと切れないこと、
25台以上になるとプッシュ通知が機能しなくなることです。
必ず連携を切るように注意したいところです。

 

端末の動作確認方法の紹介

いつもスタッフとしていらっしゃる、
IIJまつざき氏が初の登壇です。


あくまで「確認した結果」というのは、
ユーザーレベルの動作検証を実施しているものを掲載しているからとのこと。

最近はメーカーや販社さんが持ち込んでくることも増えているとのことでした。


実際この検証で本当にいいんだろうかと思うことがあるとのことでした。
ユーザー利用からすると十分な項目で問題はないと思います。
動作確認端末は安心して使えます。

挙動がおかしい場合は大内さんのいる検証チームに
詳細確認をお願いするとのことです。

そしてみんな大好きあいぽんの検証に関して…

この話で会場は騒然となりました。
iPhoneの検証は何かおかしいですか?とのまつざきさん。
iPhoneの影響は大きいとは思っていましたが、
ここまでそのために夜勤をして頑張っているとは恐れ入りました。

iPhoneは速報性重視とのことで本当に気合入ってました。
喫茶店検証ってノマドワーカーっぽいですね。
Webサイトの動作確認やTwitterでの報告の舞台裏は結構な鉄火場だったようです。

私が気に入ったのはこれです。
ヘンテコ端末特集、特にSIMトレーのギミック!
これは面白いです。
自分が選ぶ端末はこんなギミックがないものばかりなのですが、
一度は触ってみたいですね。きっとこれとこれは排他利用とか罠がたくさんあるんでしょう(笑)

 

そして後半は、挙動がおかしい端末のさらなる詳細調査についてです。

担当はIIJ大内氏。

検証手法としては二種類で、
前半パートでのやり方が1つ。




もう一つが端末実装の詳細調査とのことで、
ソースコードを解析したりとかなり大がかりな調査を行っています。
ここまでやるのかと毎回思います。
しかしこの結果のフィードバックはいつも大きいので、助かっています。


動作確認の実例としては、過去のIIJmioミーティングでの発表であった事例です。

最後のおまけが挙手制で、多数決で話す内容が決まるという面白企画でした。
会場はAppleSIMの話題を選ぶ方が圧倒的多数でした。






AppleSIMは実物を見たことがないのですが、
挙動を聞く限りではよくわからないくらいコロコロと
IMSIが変わったりしていて複雑な印象です。
使い手はその点は意識しないでいいのでしょいうけど。

基地局シミュレータは高い!とおっしゃってましたがとうとう買うんですか!?

 

ラジオNIKKEI公開録音

石川温のスマホNo.1メディアでおなじみの
石川温さんをゲストに呼んでの公開録音でした。

詳細な内容はラジオNIKKEIでの放送を聞いてみてください。
結構ぶっこんだ質問が多くて、IIJ中の人は若干タジタジだった気がします。
今後のMVNOの展開の話など面白い興味ある話が聞けると思います。

ラジオNIKKEI→

 

フリートークセッション

一部のみ紹介します。敬称は略させていただきます。
また質問内容や回答が間違っていた場合はご連絡をいただければ訂正いたします。

今回は石川さんも参加してのフリートークです。

Q.シャツが新しいみたいですが?

A.予算ができて作れました!今までのは他のイベントの使い回しでした。(堂前)
前回のNHKが取材に来たことが要因だったとかじゃないとか。
そのうち最後の抽選会景品にサイン入りで是非!

Q.IIJmioの値上げはありますか?

A.今のところはありません(佐々木)

Q.SIM枚数4枚以上は?

A.検討中です。(佐々木)

昔からある要望ですが、いまだに増えていないのは。
実際に需要があんまりないのでしょうか。
もしくは、黒ロムばかり配布することになり、
コストの問題になるのでしょうか?

Q.HLR/HSS解放については?

A.考えていますがキャリアとの状況はお答えできません。(佐々木)

某社がHLR/HSSの開放についてコメントしていたので、
まあそういうことなのかなぁと思っています。

Q.DSDA(Dual SIM Dual Active)が可能な端末の追加予定はありますか?

A.いわゆる両面待ち(2枚のSIMが同時待ち受け)のことですね。
どちらかというと端末メーカーさんにお願いしないといけません。(堂前)

Q.Mineoのぶっ飛んだサービスのような事はしないのか?

A.自由奔放なサービス設計ができないのは窮屈でもあり
申し訳なく思うところ。できる範囲でやっていきます。(佐々木)

mineoはタンクやギフトといった奇抜なことを始めており、
どうなのかなぁと思っていましたが、結構慎重論なようです。

Q.特定の動画サービスだけ無料にするなど、特定のサービス優遇はしないのか?

A.これをやると通信の内容も見られて利用者の権利が守られない。
通信会社がやるとネットワークが歪んでいく。その点だけ今はご理解頂きたい。
今後考え方の変化は世の中的にあるしおもしろいサービスであることは否定しない。(佐々木)

Q.SIMはIIJロゴ入れないのですか?

A.難しいので当面は白のままです。(堂前)

痛SIMを公式に…。

Q.白SIMはver5?

A.そうです。ドコモで言うピンクSIMです。(堂前)

Q.12月のデビッドカード利用での申し込み終了はなぜ?

A.総合的判断(佐々木)

会場爆笑!

Q.0simはどうですか?

A.お金をもらわないと維持できない物はお金を頂かざるえません。
黒ROMの時点で維持費が掛かってます。
So-netさんのプローモーションに関しては何も言えません。(佐々木)

黒ROMになっていると事業者側に負担があるなら
0円SIMとは一体…寝かされたら破たんでしょうか…。

Q.iOSのマイナーアップデートの時はどのように対応していますか?

A.朝起きて知って鬱な気分になります。出社してから頑張ってます(まつざき)

Q.特権取得ツールに関して

A.ググってください。自社開発ではありません。(大内)

Q.HLR/HSSの解放にユーザーに体感できるメリットがあるか?

A.メリットはあります。魅力的なサービスになると思います。
料金はそのままで使えると思います。(佐々木)

Q.SIMで広告を見たらパケット付与、どうですか?

A.見たくもない広告を見なければいけないなんてこれほど辛いことはない。
案としてはアリとは思うが、目の黒いうちはさせません。(佐々木)

 

展示編

 

痛SIM

コミックマーケット会場では早々に売り切れた痛SIMの展示がありました。
話に聞くところだと展示分程度しか残っていないレアものとのこと。


堂前さんの趣味とのことですが、とてもいいのでぜひ再販をお願いしたいのですが、
やんごとなき事情があってもうできそうにないか、ホトボリ冷めるまでということで。

 

SIMフリー端末

今回の展示は数は少なめでした。

物珍しかったのは、Zenfone2 Leaserのパープル
IIJmio限定色なので他所では見れません。
写真で伝わるかはわかりませんが、
結構鮮やかなようで目立ちすぎないいいパープルです。

さらにレア物はSamsungのGalaxy Viewです。
18.4インチと巨大なAndroidタブレットです。

触ってみると特に変りもなく大きいだけ。
スマホは使えるけどPCは使えないという層には、
据え置き型としていいのかな。

 

FJITSU arrows M02

今回の特設ブースは富士通さん
arrows M02の展示でした。

SIMフリーでは珍しい防水やおサイフケータイがついたフル装備です。

デザインも流行り?のかまぼこ板型。

質感も流石国内メーカーという出来栄えです。

ガラケー時代を彷彿させるガラケーと全く同じ仕組みを利用した充電台です。
好きな人にはたまらない仕様です。
防水仕様はキャップの劣化などが気になるので充電台付属はプラスポイントです。
ガラケーからの移行でもこういう作法が変わらないので、
移行しやすいと思います。

しかし、充電台に置くとホームボタンが隠れてしまうため
操作不能という難点がありました。

 

次回は4月。
2月以降には総務省の携帯電話販売方法の見直しが実施された後だと思うので、
またモバイル業界は変化していて新しい話題があるのではないかと楽しみにしています。

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