恒例のIIJmioミーティング#19に参加してきました。
今回のノベルティーはワッフルでした。
わっ!フル MVNOってことですかね。
そのほかはいつも通りな感じでした。
展示会会場に謎のじゃがりこタワー
いつもはスマートフォンしかない展示会会場に突如じゃがりこタワーが出現していました。
これは「取り放題.jp」の紹介で、会場でデモ登録するといただけました。
何でも月額700円ですが、貰えるものは700円以上らしいという話です。
IIJmioにてオプションとして用意されています。
キャリアのやっているあのサービスに似たものですね。
会場外になりますが、デモの範囲内でセブンイレブンでポッキーももらえました。
展示本編は
今回はOPPOとASUSが主に出展していました。
OPPO Rlls
カメラがウリとのことでした。
昼間と夜間で画素数の異なるカメラを使用して撮るそうで、
実際の切り替わりなどを体験させていただきました。
Androidバージョン7.1.1
動作はサクサクでした。
CPUからしてミドルアッパーという感じで、
ストレスなく使えていい感じでした。
この赤がいいですね。
個人的には好きな色です。
充電はmicroUSBのようです。
ASUS ZenfoneMAXPlus
ZenfoneMAXPlusは5.7インチの大型液晶だけじゃありあせん。
なんと、DSDSでmicroSDも同時に利用できるという優れものです。
Androidは7.0でした。
こちらもmicroUSBでの充電です。
mioミーティング本編
さて本編のトークセッションですが
お詫びからスタートするスタイルでした。
速度低下問題
4月に入ってからの速度低下が激しい状況となり申し訳ないとの謝罪からスタート。
現在予算の中で可能な限り増強をしているが、追いつかない状況で、
4月の予算を使い切り、5月の予算でも対応する方針とのこと。
5月はGW前後はキャリアが工事をしない期間があるそうで、
タイミングは遅れるかもしれないが増強はきちんと続けていくそうです。
増強以外の方法としては交換機のパラメータチューニングを行って、
夜間に少し改善したが、体感はできないレベルとのこと。
地道な努力はされているようです。
寝ていたSIMカードが突然起き出した?!
3~4月の増加数は想定通りだったそうだが、
その増加分をを超えてSIMカードが通信を始めているらしい。
堂前氏曰く、あくまで想像だが、ユーザー宅にある眠ったSIMカードが
急に通信を始めたのではないか?と想像してとのこと。
「一体何があってそういう事態になったのか原因わかる人教えてください。」
と呼びかけてました。
個人的に考えたのは、ファミリーシェアなどでSIMを発行したが、
使っていなかったか、端末に挿しているものの端末を使っていなかった人が、
子供が大きくなって必要になったときに丁度余っているからと渡したのではないだろうか?
と思うのですが、安易すぎますかね。
フルMVNOはじめました。既存サービスに直ちに影響はありません。
巷では新たなキャリアがどうのと話題ですが、
電波を吹くのではなく、MVNOの究極を目指していく方針とのこと。
「直ちに影響はありません!」
まずは法人向けサービスとJapan Travel SIM(以降JTS)で導入スタートしたとのこと。
会場にはわざわざ開業届を出して法人化して申込した人もいらっしゃいました。
個人向けから法人向けにシフトしたわけではなく、
法人向けとJTSはサービス提供側の都合上メリットがある為に早々に採用したとのこと。
期待のAppleWatch3は?
「できません」
eSIMの規格を満たせても、ライセンスというAppleさんとの話し合いも必要であり、
そもそもその問い合わせ窓口がどこなのかということで…。
まだ先の話といった感じでした。
今までは同じ属性の利用者だけで成長してきており、
ピークがよりひどくなる一方で、増強量がピークに勝てなかった。
それをフルMVNOで実現できるサービスにより、スマホ以外の用途を開拓し、
設備の効率を上げて新たな収益源にしたい。
主に夜間などの空いているトラフィックを、
フルMVNOでの新たなサービスにより埋めて収益化し、
増強費用を確保することで、IIJのMVNO全体の環境改善につなげたいとのことでした。
MVNO端末品ぞろえNo1!
今回のみおふぉん教室は、IIJmioの端末ラインナップの裏話でした。
2017年のIIJmioミーティングでの端末紹介を振り返ってみると非常に多かったです。
それもそのはず、「2017年は端末品ぞろえNo1を目指す」と裏では目標に掲げていたそうです。
ふと過去のIIJmioミーティングを振り返ると、
初期のころは端末販売はしないような話をしていたころからは想像できない話でした。
その後、格安SIMとして認知され始めたころに、
一般層の取り込みに苦労して端末も並べ始めたところから、
今日に至るまで、変わり種端末から売れ筋まで多岐にわたる端末を
揃えてきた結果、No1は達成できていると個人的には思います。
CATシリーズなど尖った端末は心惹かれますね。
Zenfone4カスタマイズモデルは各MVNOから発売されていますが、
“カスタマイズモデル”と命名したのは…
IIJ 永野氏でした。
MWCは5G一色
今回はMWC2018現地レポートがありました。
MWCでは5G話題で持ち切りだったようです。
2020年に主に商用化されるらしいですが、
2019年にチャイナモバイルなどが前倒しするという話もあるそうです。
広い会場で盛大に開催しているという印象の写真や、
デモの映像を見せていただけました。
気になったのは現地にて現地SIMの調達の話でした。
言語の壁で利用断念したとのことで、
2020年の東京オリンピックでは逆に同じことが起きる可能性がありそうです。
個人的にも通信関連は混乱しそうな予感がします。
利用の壁もそうですが、
内需としては一時的なトラフィック増加など大丈夫なのでしょうか??
フルMVNO徹底解説
難しい技術セッションでしたが、
以下の点が今までと違うという認識を持てばokと思いました。
端的にまとめると。
- フルMVNOインフラはより複雑になった
- SIMの休止などの管理が出来るようになった
- APNを配信して自動設定(仮)
- NTTドコモの電波を使うために実はローミングしている(意識する必要はない)
- キャリア名IIJと表示するための工夫をしている
- OTAによりSIMを書き換え出来る
ということと認識しました。
お試し用のJapanTravelSIMを自分のXperiaXZsに挿したら電話番号が不明に
体験用として用意されていたJapanTravelSIMを試してみましたが、
正常に動作したものの、電話番号が不明のままでした。
データ通信のみなら電話番号は不要なのですが、
おかしいなと思い懇親会でIIJ大内氏に質問したところ、
やはりJTSの仕様に引っかかっているとのことでした。
OTAによるSIMの書き換えがJTSは初回の利用時に発生します。
これにより商品として在庫されていたSIMには電話番号も振られておらず、
開通処理もされていないので、維持コストはかかりません。
これを端末に挿したところで書き換えて使えるようにします。
この初回の書き換えは一度限りの実行で、
何かの原因で失敗してもリトライされない仕様となっています。
私が借りたSIMは私が3人目で、
2人目の方も同じように表示されなかったそうなので、
1人目の方の端末でOTAによるSIMの書換に失敗している
ものではないかと予想されます。
通常なら表示されるとのことでした。
簡単な話ではありますが技術セッションに絡んだ仕様にまつわる事象でした。
質疑応答
IIJ佐々木氏が海外からビデオ通話にて参加されるというサプライズがありました。
ビデオでもしっかり応対されており質問に回答されていました。
以前IIJ堂前氏が体調不良でビデオ通話参加されましたが、今回で二度目の試みでした。
質疑では今話題のブロッキングについての質問があり、
IIJとしては電気通信事業者として対応を検討していくところで、
今何かを特に宣言できる状態ではないとのこと。
対策が必須となれば実施をしない業者は営業停止の可能性もあるとのこと。
ブロッキングを不当と思う人も、サービス(営業)が止まってほしくないと思う人も
どちらもお客様であり、きちんと考えていきたいとの回答でした。
また、フルMVNO徹底解説のところにも絡みますが、
フルMVNOのSIMではSIMの書換で必要な為、SMSが使える状態になっていますが、
このSMSを外部に送れるのか、IIJmioの設備内だけで使えるのかという質問がありました。
これについてはIIJmioの設備内で閉じており外部には送れなく、
端末からの送信などは許可していないとのことで、
SIMの書き換えなど提供者側の利用以外では利用不可能とのことでした。
今後の5GへのMVNOの対応についても質問がありましたが、
現在5GについてはMVNOへの提供などの規定が一切ないので、
0から交渉などやっていくことになるそうです。
次回は7月なのですが…
次回は7月なのですが、東京会場の日程は都合により参加できません。
交通費覚悟してその前の週の大阪会場に行くか。
初めての不参加となるか。
レポートが無ければ初の不参加だったということで、
しばらく考えたいと思います。
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