でじたるフラッパー

Windows10 Creators UpdateでHyper-Vの仮想スイッチが壊れる

Windows10のCreators Updateが出てからしばらくして、
特に大きな悲鳴も聞こえてこないので、
自分の環境を2台アップデートしてみました。

2台ともWindows10のHyper-Vを利用して、
Windows7の仮想マシンを動かしています。

CreatorsUpdateを適応したところ2台とも
Hyper-Vの仮想スイッチが壊れて、
ホスト側Windows10とゲストのWindows7共に
ネットワーク(インターネット含む)利用不可の状態に陥りました。

色々試しましたが結果として仮想スイッチの作り直しになったので、
状況を書いておきたいと思います。

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Creators Update適応後、正常に見えるがネットワーク使用不可

Windows10 Creators Update適応して再起動してきたら、
通常使うホスト側Windows10がインターネット使用不可になりました。
ホスト側はHyper-Vの仮想スイッチと外部接続を共用しています。

見てみると仮想スイッチにLANケーブルが刺さってない状態となっています。
物理的なLANケーブルは「イーサネット2」なので繋がっています。

仮想スイッチを確認してみると、
外部ネットワークでイーサネット2のアダプタは選択されています。

他のネットワークアダプタに変えるなど設定変更するも直らず。
仕方なく一回削除して新規で作り直します。

削除する際なども変更適応エラーが発生したりするも
とりあえずマネージャー上からは削除できます。

Hyper-V仮想スイッチの作り直し(新規作成)

一般的な新規作成方法で再作成します。

設定は全く同じで作成しますが、項番2が勝手につきます。

新規で作れますが場合によっては「適応中にエラーが発生」
とメッセージが出ます。

壊れた仮想スイッチを削除してから実施しないと、
仮想スイッチマネージャーからエラーがでるような気がします。

新規作成したスイッチは正常にゲストOSのwindows7と、
ホストOSのWindows10共にネットワークが使えるようになりました。
(画像は不要なものを削除して整理した後です)

残ってしまったvEthernetはデバイスマネージャーから削除

新規作成の場合、別の名前で作成すれば
壊れた仮想スイッチを削除しなくても新規追加できます。

それでも使わないアダプタがネットワーク接続に表示されているのも
邪魔だし気持ち悪いなと思われる方はデバイスマネージャーから削除できます。

階層は以下の通りです。
「デバイスマネージャー」→「ネットワーク アダプター」→「Hyper-V Virtual Ehternet Adapter」

「Hyper-V Virtual Ehternet Adapter」は削除せずに新規で作成している場合
「#2」の様に項番が振られていますので、
壊れている方の項番のアダプタを「アンインストール」で削除できます。

一番の対応策はCreators Updateの前に仮想スイッチは削除しておく

3台目で試したのはCreators Updateをする前に
仮想スイッチを削除しておきました。

この場合は問題なくアップデートが終わり、
ホスト側Windows10も問題なくインターネットが使えていました。

その後仮想スイッチを新規で同じ設定で作成すれば元に戻りました。

こっちの方が壊れたスイッチのアンインストールなど実施せずに済むので、
綺麗な感じがします。

今のところWindows10 Creators Updateで不具合に遭遇したのはこれくらいです。
この不具合は唯一のインターネット接続PCだった場合、
インターネットで調べられなくなるので結構大変かと思います。

また、自宅サーバーとして利用されている方はサービス停止になるのでご注意ください。

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