以前TwitterのTLで流れてきて、
麺の写真でどうしても行きたかった、
沙羅善。

元AKBの梅澤 愛優香さんが営むお店とのことで。
ですが！筆者はアイドル全く分かりません。。。。
そんなことも知らずにつけ麺をみてどうしても行きたくなり。。。

タイミングを見て、予約サイトを確認したところ、
取れるではないか！予約が！

というわけではるばる行ってきました。
実際に行ってみると、驚くことが多く、
お店の雰囲気とサービスなど新しい体験がいっぱいの素敵なお店でした。

店舗へのアクセス

お店はJR 北鎌倉駅から歩いて10分程度です。

ちょっと分かりづらいですが、臨時口からは出ずに、
北鎌倉駅東口からちゃんと出ましょう。
（逆光で映り込みが。。。）

線路沿いの道？をずっと歩いていきます。
道なりに歩いてい行けばお店につくので不安なく
とにかく歩くだけ。

途中に古民家ミュージアムが合ったりと、
風情のある鎌倉を楽しみながら行くことが出来ます。

鎌倉駅からは20分以上かかるので、北鎌倉を利用したほうがいいです。
観光も兼ねるなら北鎌倉→沙羅善→鶴岡八幡宮→小町通り→鎌倉駅と行くと
いい感じです。

ただし、沙羅善でつけ麺を食べてから
小町通りので食べ歩きはお腹的に無理なので期待しないように。

沙羅善　店舗外観

建長寺手前にある、
和のテイストのおしゃれな民家風な店舗です。

外には椅子が並んでいますが、
完全予約制のため予約時間前には店の前には人は居ませんでした。

道を通る観光の方々は、
この看板を見るとかなりの確率で立ち止まっていました。

この麺は気になりますよね～。

そして完全予約制のため、
受付終了を見て残念そうに離れていく姿。
予約時間30分前に到着して待っている間も、
何組もいましたので普通に営業していたら行列必至。

予約時間30分前に集合して待っていると、
メニューを決めて待つことになります。
メニューを決めたら日陰で待っていてもいいとのことで、
退避スペースがちゃんと用意されていました。

この椅子と外で待つ感じはラーメン屋そのものなシステムです。

メニュー

画像を参照で。

麺はつけめんオンリー。
冷盛りがおすすめで、注文すればあつ盛もできるようです。

トッピングはコーチン軟骨つくねは元から一個付いています。

知らずに、
・つけ麺　並
・つくね
・半熟味玉
・メンマ
・有明のり
をトッピング。

更にひとしなで、
・特選チャーシュー
・金華豚肉汁シィウマイ
を注文しました。

店内の様子は…店内撮影禁止

待望の店内ですが、撮影禁止でした。
スタッフ及び店内の撮影は禁止。お料理のみOKでした。

店内については、
いい意味でラーメン屋やつけ麺屋のイメージを破壊する
高級料亭の空間でした。
座席はカウンターのみ8席。

カウンターでもお店の雰囲気はまるで絵に描いたような料亭、
給仕も丁寧で驚きの空間でした。

トイレの扉が斬新だったので、ぜひトイレも行ってください。

待望のつけ麺

席に着いたら、
これまたびっくり

つけ麺屋さんで先付が出ます。
最初なんだか分かりませんでした。

自家製面を使用したかりんとう

長野県産のぶどうジュース

先付をつけ麺が出来上がるまで楽しみます。

最初は食前酒かと思いましたが、
ジュースなので未成年も安心です。

レンゲもお冷のグラスもお洒落です。
お冷は一人1本ボトルが用意されているし、
グラスの氷は丸氷ですよ。
つけ麺食べに来たんじゃなかったっけ？

待望のつけ麺。
そうです。この茶色いつるんとしたストレート麺。
この写真を見てどうしてもきたくて、
頑張って予約したんです。

お薦めの食べ方は、
ついている塩とスタチで最初に数本麵だけを味わう
という新しい提案。斬新。
小麦の甘味が感じられます。

お皿と麺の流れが絶妙で芸術的。
つけ麺やラーメンに行って器を楽しむとか
そういう料理の楽しみ方したことないですが、
これはお見事と思います。

半熟味玉もトロトロでいい感じ。
麺に絡めると玉子の風味でまたおいしい。

スープは期待通りの、濃厚豚骨魚介スープ。

中にはメンマ、チャーシュー１枚、海苔1枚、は入っています。
最初はすごく濃厚でドロドロかと思ったのですが、
実際は少し食べていくとそこまでドロドロでもなく。
シャバシャバでもないという感じでした。

単純なつけ麺としての個人的好みでは、
この極太ストレート麺なら
もっとドロドロで絡みつくほうが好みなのですが。

お店の高級志向とお洒落・上品さを考えると、
このテイストはマッチしていてちゃんと楽しめるので、
とてもよく考えられているなぁとも思います。

ゆずも効いていて、
上品だけど濃厚な豚骨と魚介でとてもおいしいつけ麺です。

途中で温め直しが出来ればさらに良かったかも？

トッピングの追加は別皿できました。
率直に言うと、どちらも元から入っていましたので、
追加はしなくてもよかったと思います。

いっぴん

この一品は頼むと料亭感がアップするし、
とてもおいしいので頼んで正解でした。

特選チャーシュー5種盛り

見ての通り脂ののった異なる作りのシャーシューが味わえます。
値が張るのでお財布には辛いですが、
アルコールを飲む人ならこれはおつまみに最高です。
アルコールを飲まなくても、
肉の味わいがしっかりしており、
それぞれ違った食感・風味・脂が楽しめます。

料亭で食事している満足感が出てくるので、
これはお勧めできます。

金華豚肉汁シィウマイ

肉汁あふれるシュウマイです。
これもアルコールには合います。
アルコール飲まなくてもお勧めです。

一個がとても大きいですのでボリューム感もあり、
お肉は粗引きで食感もバッチリ。
ショウガとタレで楽しめます。

最後はつけ麺の定番スープ割です。

和出汁で割っていると店主からの一言。
確かに飲んでみるとそれまでの豚骨魚介から、
和風スープに変わっています。

スープ割でここまで味が変わるのは珍しいかも。

魚介粉末が最後に残るのでギリギリまで飲んでしまいました。

分量的には男性でもこれだけ頼めば並で十分です。
上を頼んでいたら楽しめる範囲を超えていましたね。

食器がお洒落で
普段空いたお皿なんて写真撮らないのに撮ってしまいました。

この意匠はすごい。

お値段は高いけど高級つけ麺として新しいスタイル

初見は、つけ麺にこの値段は！とおもうくらい高いです。

予約料金2000円/人
が予約時にとられますが、
食事代に350円の席チャージ代金を除いて当てられます。
（席チャージは先付分とも取れますし、
料亭として考えればサービス料としても妥当かと。）
結果として2人で行って予約料金含め5400円かかりました。
（差額1400円は現地で現金支払いです。）

洗練された高級料亭のような店内
料亭のコース料理のように配膳されていく
メインのつけ麺もこだわり素材による独創性

味は洗練されておいしいのは当然。
エンターテイメントとして成り立つような内容であり
最初から最後まで楽しめるものでした。
トータルしてみれば高くはなく妥当な価格設定だと思えます。
ラーメン屋に行ったテンションや雰囲気ではないですから。
1時間ごとの時間制で完全予約制も納得です。
この内容だと1時間はラーメン屋に居ます。

また、とにかく店主が動く。
自ら配膳・調理・洗い物・接客までなんでもやってました。
しかも和服に割烹着を着て。
これには驚かされました。正直すごいです。
オーナーのこだわりが強く感じられる店舗運営です。

北鎌倉の高級つけ麺　沙羅善
新たな体験でした。

なお、店舗はどうも沙羅善が建てた新築みたいです。
昔は雑貨屋が古い建物であったようで。。。
すごいなぁ。