ファーウェイ初の日本向けSIMロックフリースマートフォン「Ascend G6」が発売されます。
IIJからビックカメラグループに供給されて6月下旬より販売されるようです。
他にもエディオン、ノジマ、U-NEXTなどでも取り扱われる予定です。
MVNOとのセット販売ではLTEに対応した機種がありませんでしたが、
これでやっと日本国内で購入できるLTE対応SIMフリー機が増えてきました。
Ascend G6はどんな端末?
価格が29800円(税抜)と抑えられていますが、スペックはどれほどでしょうか。
スペック
CPU:Qualcomm MSM8926, Quad Core 1.2GHz
メモリ:1GB
ストレージ:8GB
OS:Android4.3
バッテリ:2000mAh
ディスプレイ:4.5inch QHD(960×540)TFT液晶
カメラ:イン500万画素、アウト800万画素
連続待ち受け時間:370時間
Wifi:IEEE802.11b/g/n 準拠
Bluetooth:V4.0(V3.0互換)
LTE周波数:2100/1800
3G(W-CDMA)周波数:2100/800
NFC:対応
対応バンドが少ない他は悪くはないスペック
対応バンドがLTEではBand1のメインは使えるのですが、
Band19に対応していないのが残念。
Band3よりBand19に対応している方がいいですね。
3Gに関してはBand1とBand19が範囲内のようなので、FOMAプラスエリアでも使えるのではないでしょうか。
肝心のLTEがちょっと足りないですが、FOMAプラスエリアで使えそうなのは良いですね。
エリア的に「圏外」ということは少なそうな印象です。
OSはAndroid4.3でいいのですが、メモリが1Gと少し少なめです。
またCPUもデュアルコアなので、現在の最新端末がクアッドコアのため差はそれなりにあります。
ゲームなど重い処理をすると難点が出てきてしまうかもしれませんが、
ハイスペックを要求しなければ十分に使えるスペックだと思います。
OSのチューニングがどれほどされているのか、
独自なカスタマイズがあるのかは気になるところです。
29800円(税抜)でLTE対応のSIMフリー機が買える
29800円でSIMフリーのLTE対応機が買えるのはインパクトがあります。
高額なiPhoneのSIMフリーか、
39800円のNexus5しかSIMフリーの選択肢がありませんでした。
格安スマホとしてライトに使うにはやっと十分な製品が出てきた感じです。
もう1万円足すと性能的には最新なNexus5が買えますが、
そこまでゲームをせず、ブラウジングやメール、メッセージのやりとりだけなら十分です。
イオンのNexus4を購入する層にうける製品になるのではとスペック面からは印象をうけますね。
発売されたときにセット売りがどのように売れてゆくのでしょうか。
今後ファーウェイはSIMフリー機を逐次投入する姿勢のようなので、
日本でもSIMフリーの勢いが少しは出てくるかもしれません。
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