![オーディオスピーカー KEF LS50 meta ロイヤルブルー レビュー](https://digifla.net/wp-content/uploads/2021/01/KEFLS50meta13.jpg)
FX-Audio802J++との組み合わせで動かすスピーカーを探して、
B&WやMonitorAudioも比較していました。
そもそもオーディオを導入するきっかけになったのは、
ヨドバシカメラでふらりと立ち寄った時に聞いた、
KEFのQ150スピーカーの音が良かったからでした。
他はどうなのかと色々聞いてみたりしましたが、
結局きっかけだったKEFにしたのですが、
グレードだけはQ150から跳ね上がってしまいました。
KEF LS50 meta Royal Blue
KEFのLS50 metaはLS50の新シリーズで購入を検討し始めた10月ごろにちょうど新発売した製品でした。
第12世代Uni-Qドライバーと高音の雑音を吸収する謎の迷路板Metaプレートを搭載しています。
![](https://digifla.net/wp-content/uploads/2021/01/KEFLS50meta26.jpg)
KEFミュージックギャラリーで注文をして約1カ月待ちました。
去年内に入荷して届いたのはどちらかというと早いほうで、
色によってはなかなか入ってこないようです。
![](https://digifla.net/wp-content/uploads/2021/01/KEFLS50meta05.jpg)
開けると説明書などが出てきました。
![](https://digifla.net/wp-content/uploads/2021/01/KEFLS50meta06.jpg)
クッション材の穴にうまく入る形で、
バスレフポートを塞ぐ用のスポンジが入っています。
![](https://digifla.net/wp-content/uploads/2021/01/KEFLS50meta07.jpg)
![](https://digifla.net/wp-content/uploads/2021/01/KEFLS50meta09.jpg)
色はKEFミュージックギャラリーなど直販限定のロイヤルブルーです。
ブルーのスピーカーはどうなのよ??というのもあるとは思いますが、
落ち着いたブルーなのでどんなインテリアとも合うと思われる色味で絶妙です。
写真での見え方や実際の太陽光の下、蛍光灯の下では見せる表情がまた違うのも特徴です。
ゴールドのアクセントが効いていて高級感があります。
某ゲームの青セイバーと色が同じです。
LS50 Metaとだけ記載があります。
![](https://digifla.net/wp-content/uploads/2021/01/KEFLS50meta10.jpg)
このモデルは前面にメーカーの記載がありません。
メーカーのロゴは天板にあります。
上に物を載せたりしてこすれるとメーカーロゴが削れて無くなるかもしれません。
![](https://digifla.net/wp-content/uploads/2021/01/KEFLS50meta11.jpg)
背面にもロゴ記載がありますが、
これはスピーカーカラーによって色が違います。
同じロイヤルブールで書かれています。
バスレフは背面方式です。
このモデルの特徴として、
キャビネット組み立てのネジなどが完全に隠されており、
穴やネジの目隠しなどが見当たらずスッキリしています。
![](https://digifla.net/wp-content/uploads/2021/01/KEFLS50meta12.jpg)
バナナプラグ対応です。
キャップが入っているのでバナナプラグを使用する際には、
ネジを一度外して引き抜く必要があります。
今回はバナナプラグで接続するので外してしまいます。
直接接続でもかなり太いケーブルは差しづらそうな感じでした。
![](https://digifla.net/wp-content/uploads/2021/01/KEFLS50meta16.jpg)
側面はこんな感じでなんということもなく。
バナナプラグ Audio-technica AT6303
バナナプラグはオーディオテクニカのAT6303のサイド差し込みタイプを使用します。
いいものはたくさんありますが、スピーカー本体を頑張りすぎてこういうところは無難に。
![](https://digifla.net/wp-content/uploads/2021/01/KEFLS50meta20.jpg)
![](https://digifla.net/wp-content/uploads/2021/01/KEFLS50meta23.jpg)
ここまでバラさなくてもよいのですがバラすとこんな感じでした。
バナナプラグは初めて使います。
短い芯をネジキャップが絞めこんで圧着する方式のようです。
![](https://digifla.net/wp-content/uploads/2021/01/KEFLS50meta25.jpg)
指でネジをきつく締めていたら、指の皮がおかしくなり弛みました。。。。
締め付ける際にはけがに注意です。
絶縁キャップをサイト取り付けて終了です。
絶縁キャップは初期は切れ目など入っていませんが、
ケーブル位置程度まで切り込みを入れてかぶせるほうがきれいに入ります。
![](https://digifla.net/wp-content/uploads/2021/01/KEFLS50meta19.jpg)
FX-Audio側もすっきりとしました。
密集していてサイド接続はどうかなとおもいましたが意外となんとかなります。
直接接続よりは楽です。
最終的には光デジタルケーブルも差して、コアキシャル以外は全て接続しています。
KEF LS50 Metaの音は心地よい広がり
さて肝心のLS50 Metaの音ですが、
設置場所が壁に近く、バスレフポートを全閉しないと。
ブーミーな感じでした。
![](https://digifla.net/wp-content/uploads/2021/01/KEFLS50meta13.jpg)
KEFの取扱説明書にも壁から20cm以内の場合はバスレフポート全閉が推奨と記載されており、
ちゃんと考えられているんだなと思いました。
付属のスポンジを全閉スタイルで刺したらブーミーさは消えて不自然な低音は無くなりました。
ただ、最初の2週間は期待していたのとはちょっと ???? でした。
これに関してはKEFミュージックギャラリーの方に
「2週間程度ならしこみをしないとウーハーがスムーズに動き出さない
ツイーターはもっと鳴らしこまないと本領を発揮しない」
と言われていたので、レビューを年明けまで待っていました。
新型コロナによる在宅時間の長さなどもあり結果として
1週間程度で低音と高音が変わってきて、音の広がりと表現の深さ出てきました。
当初はONKYOのミニコンポから外したスピーカーを使用していたところからの変更で、
大きな差があるのに変化がそこまで感じられず、
・自分の耳が聞き分けられないレベルなのか
・視聴環境が悪いのか
と悩みましたが、
結果としてKEFミュージックギャラリーで試聴したレベル感を体感できています。
音はKEFが原音再生を趣旨としている通り、
変な味付けもなく素直な音質になっていると思います。
さらにMetaプレートのおかげと思われるクリアな心地よい高音がでています。
同軸構造により音もまとまっていて、スピーカーの存在を忘れられる広がりで、
初めての本格オーディオスピーカーとしては価格を鑑みてもとても満足できるものでした。
スピーカー面が局面でスピーカー色がゴールドなのが
最初はお洒落で馴染まないような不安もありますが、
デザインも普通に物が積んである部屋でも馴染んでいい感じです。
価格は高いですが、満足できる質の音とデザインでLS50 Metaはいいスピーカーです。
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